USGS、アラスカ州ノーススロープに未発見のガス96兆立方フィートと推定
米国地質調査所によると、技術的に回収可能な量は確認埋蔵量の約三倍にあたる。
AIイラスト米国地質調査所は、アラスカ州ノーススロープに未発見で技術的に回収可能なガスが96兆立方フィート存在すると推定した。同機関は2026年十月21日にこの評価を公表した。
同調査所によると、この推定値は確認埋蔵量の約三倍にあたる。この数値はまだ発見されていない資源を対象としており、発見済みまたは生産済みのガスではなく、あくまで潜在量を示すものである。
同調査所は、エネルギー資源評価は、米国および世界各地の資源ポテンシャルに関する情報を政策立案者に提供することを目的としていると述べた。また、その結果は土地利用計画や資源管理計画に用いられるという。企業にとっても、こうした未発見エネルギー資源の推定は、詳細な探査を計画する際の判断材料になると同機関は述べている。
発表とともに公開された画像には、評価対象地域と、その基盤となった現地調査の様子が写っている。スロープ山の掘削プラットフォームとリグ、サプライズ・クリークで露出している三畳紀の岩石を測定する同機関の地質学者チーム、白亜紀のケミク層を調べる地質学者たちなどである。ほかにも、ノーススロープ州有地中央部にあるブルックス山脈北麓の丘陵地帯や、その丘陵地帯から流れ出るカルパ川の画像がある。
今回の評価は、同調査所の幅広い取り組みの一環である。エネルギー資源プログラムは、米国および世界の石油・天然ガス賦存量について定期的に評価を行い、エネルギー政策・保存法に基づき、米国に関する優先順位付けされた結果と裏付けデータを公表している。別途、世界エネルギープロジェクトが、世界の石油・ガス資源の量、質、地質学的分布を研究している。同調査所は、これらの取り組みは公平であり、政府内外のエネルギー専門家と協力して実施されていると説明している。